この記事の要点:
- LLMO対策の費用は、ツールの月額・スポットの診断・基盤整備の一括・月額のコンサルティング・成果物の単価という料金の形で決まります。業界全体の相場を示す公式の資料はありません。
- この記事では、各社が公式ページで公開している金額だけを、出典のURLと確認日(2026年10月12日)を付けて表にしました。比較サイトやまとめ記事の金額は使っていません。
- 確認できた範囲では、診断は15万円〜40万円〜、月額の支援は月10万円〜40万円〜、ツールは月3万円〜10万円(税別)、成果物の単価は1件3万円〜10万円でした。多くは「〜」の付いた下限額で、税の表示が無いものもあります。
- 金額を比べるときは、下限額に含まれる作業、税込か税別か、契約期間と支払いの時期、別料金になる作業の4点をそろえます。
- 表の並びは確認した順で、順位やおすすめを示すものではありません。
LLMO対策の費用は「何を誰がするか」で決まる
LLMO対策の費用とは、ChatGPT・Gemini・Perplexity、GoogleのAIによる概要などのAIの回答で、自社の情報が正しく扱われ、出典として示されやすくするための調査・作業・道具にかかるお金です。LLMOそのものの意味は「LLMO対策とは」で説明しています。
費用の決まり方は、作業を自社で行って道具に払うのか、調査や改善を外部に任せるのかで変わります。公式ページで料金を公開している会社の料金表を見ると、払うものは次の5つの形に分けられます。
| 料金の形 | 払うもの | 作業をするのは | 公開例で見られた単位 |
|---|---|---|---|
| ツールの月額 | AIの回答の計測・分析、記事づくりなどの機能 | 自社の担当者 | 月あたり。6か月・12か月の契約単位のものがある |
| スポットの診断 | 今のAIの回答での扱われ方の調査、競合との比較、報告書 | 依頼先 | 一括(単月) |
| 基盤整備・実装の一括 | 構造化マークアップの実装、サイト構造の見直し、設計 | 依頼先 | 一括 |
| 月額のコンサルティング・運用代行 | 定期の計測と報告、改善の提案、打ち合わせ | 依頼先(承認は自社) | 月額 |
| 成果物の単価 | 記事の制作、外部メディアへの掲載、プレスリリースの配信 | 依頼先 | 1本・1掲載ごと |
AIO対策・GEO対策も、対象にするAIの範囲と呼び方が違うだけで、料金の形は同じです。
各社が公式ページで公開しているLLMO対策の料金(2026年10月12日確認)
次の表は、LLMO・AIO・GEO・AEO対策のサービスについて、各社の公式ページに書かれている金額を、そのまま写したものです。金額・税の表示・条件は、確認日時点の公式ページの記載です。料金は変わることがあるため、依頼の前に必ず出典のページで最新の金額を確かめてください。
| 会社・サービス | 料金の形 | プラン・項目と金額 | 税の表示 | 出典(確認日) |
|---|---|---|---|---|
| AI検索パートナーズ | スポットの診断 | 初期包括調査(単月):40万円〜(現状分析・競合比較・ロードマップの策定) | 記載なし | ai-search.techsuite.co.jp(2026-10-12) |
| AI検索パートナーズ | 月額のコンサルティング | 月額コンサルティング:40万円〜/月(アドバイス、施策の要件定義、効果測定まで) | 記載なし | ai-search.techsuite.co.jp(2026-10-12) |
| NEXER | 月額のコンサルティング | AIO/LLMOコンサルティング:200,000円〜。よくある質問に「基本プランは『月額20万円〜』」と記載 | 記載なし | nexer.co.jp/aio/lp01/(2026-10-12) |
| andmedia「and AEO」 | 月額の支援 | サポート費用:月額100,000円(毎月のレポート、月1回の定例の打ち合わせ、チャットでの相談など) | 記載なし | andmedia.co.jp/aeo/(2026-10-12) |
| andmedia「and AEO」 | 一括・成果物の単価 | AEO(AIO)設計:一括100,000円/構造化マークアップ実装:一括100,000円/外部メディア掲載:1掲載30,000円/プレスリリース配信:1本50,000円/SEO記事制作:1本30,000円/事例作成・SNS運用代行:要相談 | 記載なし | andmedia.co.jp/aeo/(2026-10-12) |
| クーミル | 診断・一括・月額 | LLMO・AIO診断:15万円〜/LLMO基盤整備・サイト構造最適化:30万円〜/LLMOコンサルティング 運用代行:20万円〜(いずれも「費用は一例です」と記載。運用代行の期間の単位は記載なし) | 記載なし | coomil.co.jp/service/llmo/(2026-10-12) |
| DolphinX AIO(株式会社メディアリーチ) | ツールの月額 | ライト30,000円/プロ50,000円/ビジネス100,000円(月あたり・6か月契約)。12か月契約は月あたりライト27,000円/プロ45,000円/ビジネス85,000円。初期費用0円。契約期間分を契約開始月にまとめて請求 | 税別 | dolphinx.jp/aio/pricing(2026-10-12) |
| DolphinX AIO(株式会社メディアリーチ) | 有償サポート | プロンプト設計支援:20万円/初期設計:初期50万円〜(スポット)/アドバイザリーミーティング+個別施策QA:月10万円/プロフェッショナルサポート:月25万円〜(6か月・DolphinXの利用料込み) | 料金ページに「表示価格はすべて税別」と記載 | dolphinx.jp/aio/pricing(2026-10-12) |
| SEOAGENT(当サイトの運営サービス) | ツールの月額 | 月額33,000円・77,000円。年額363,000円・847,000円(月額の11か月分) | 税込 | SEOAGENTの料金・プラン(2026-10-12) |
表の並びは確認した順で、順位やおすすめを示すものではありません。SEOAGENTは当サイトを運営するサービスで、比べやすいように同じ形式で載せています。
このほか、株式会社CINCのAI検索最適化コンサルティング、株式会社PLAN-BのLLMOコンサルティング、adcalのLLMOコンサルティングのページも確認しましたが、確認日の時点で金額の記載は見つかりませんでした(無料の診断や問い合わせの案内のみ)。金額を公開していない会社は、見積もりを取って比べます。
この表の作り方
- 各社の公式ページだけを出典にしました。比較サイト・まとめ記事・広告に書かれた金額は使っていません。
- 金額は公式ページの書き方のまま写し、「〜」の有無、「月額」「一括」「1本」などの単位もそのまま残しました。
- 税込か税別かがページに書かれていないものは「記載なし」とし、推測で補っていません。
- 料金が改定された場合は、公式ページの記載を確かめてから表を直し、確認日を更新します。
公開されている金額から分かる、料金の形ごとの幅
上の表の範囲で、料金の形ごとに金額をまとめると次のとおりです。これはこの記事で確認できた数社の公開額の範囲で、業界の相場ではありません。
| 料金の形 | 公開額の範囲(この記事の表から) | 読み取るときの注意 |
|---|---|---|
| スポットの診断 | 15万円〜、40万円〜 | どちらも下限額。調べる質問の数とAIサービスの数で変わる |
| 基盤整備・設計の一括 | 10万円、20万円、30万円〜、50万円〜 | 実装まで含むか、設計の提案だけかで中身が違う |
| 月額の支援 | 月10万円、20万円〜、25万円〜、40万円〜 | 報告と打ち合わせだけか、ページの改善作業まで含むかを確かめる |
| ツールの月額 | 月27,000円〜100,000円(税別)、月33,000円・77,000円(税込) | 契約期間の縛りと、請求の時期(毎月か、期間分の一括か) |
| 成果物の単価 | 1本・1掲載 30,000円〜50,000円 | 記事の文字数、取材の有無、修正の回数 |
外部に任せる形では、診断と月額の支援を組み合わせると、最初の月に数十万円、その後も毎月十数万円から数十万円がかかる計算になります。ツールで自社で進める形では、道具の費用は月数万円ですが、担当者の作業時間が別にかかります。
「〜」の付いた金額を比べるときに確かめる4つの点
公開されている金額の多くは「〜」の付いた下限額です。下限額だけを並べて安い・高いを決めると、契約後に費用が膨らむことがあります。見積もりを取るときは、次の4つの点をそろえて比べます。
- 下限額に含まれる作業:調べる質問の数、対象のAIサービス、報告の頻度、ページの改善作業が含まれるか。含まれない作業は何がいくらで別料金になるか。
- 税込か税別か:税別の金額と税込の金額は1.1倍違います。表の「記載なし」のように書かれていない場合は、見積もりで確かめます。
- 契約期間と支払いの時期:最低契約期間、途中解約の条件、毎月の支払いか期間分の一括請求か。6か月契約の月額は、実際には6か月分を先に払うことがあります。
- 契約後に社内に残るもの:調べた質問の一覧と記録、作業の一覧、設定の変更の内容を引き渡してもらえるか。
LLMO対策の会社をどう選ぶか(何を測るか、AIの回答が変わることの扱い、保証をうたう提案への注意)は、LLMO対策の会社の選び方で詳しく説明しています。SEO対策の見積もり全般の読み方は「SEO対策の費用の記事」にまとめています。
見積もりを比べるための表
複数の会社から見積もりを取ったら、次の表に書き写すと、金額の差がどこから来ているかが分かります。
| 確かめる項目 | A社 | B社 | 自社で進める場合 |
|---|---|---|---|
| 初期費用(診断・設計) | 0円〜(ツールによる) | ||
| 月額(税込に直した金額) | ツールの月額 | ||
| 最低契約期間・支払いの時期 | |||
| 調べる質問の数と対象のAIサービス | 自社で決める | ||
| ページの改善・記事の制作は含むか | 担当者の時間 | ||
| 別料金になる作業と単価 | |||
| 契約後に引き渡される記録 | 社内に残る | ||
| 12か月の合計(税込) |
最後の行の「12か月の合計」を出すと、初期費用が高く月額が低い会社と、初期費用が無く月額が高い会社を同じ物差しで比べられます。
自社で進める場合にかかる費用
LLMO対策は、外部に頼まずに自社で進めることもできます。その場合の費用は、ツールの月額と担当者の時間です。Googleは、AIによる概要やAIモードに表示されるために追加の要件や特別な最適化は必要なく、通常の検索と同じ基本が当てはまると説明しています。そのため、作業の多くはSEOと重なります。
| 作業 | お金がかかるもの | 無料でできる範囲 |
|---|---|---|
| 今の扱われ方の記録 | 計測ツール(毎日の自動記録など) | 主な質問を手でAIサービスに入力し、日付と条件を付けて記録する |
| 検索での表示とクリックの確認 | なし | Search ConsoleとGA4は無料で使える |
| クローラーとインデックスの確認 | 診断ツール | robots.txtとSearch ConsoleのURL検査で確かめられる |
| 構造化データ | 実装を外注する場合の費用 | CMSの設定やプラグインで入れ、リッチリザルト テストで確かめる |
| 質問に答えるページの制作・改善 | 担当者の時間、外注の記事単価 | 自社の事実と経験を担当者が書く |
LLMO対策の費用を抑える進め方
費用を抑えるには、外部に頼む範囲を、自社でできないことに絞ります。次の順に進めると、無駄な依頼を減らせます。
- 自社で基準値を残す:主な質問を10〜20個決め、今のAIの回答で自社がどう扱われているかを記録します。Search ConsoleとGA4の数字も、同じ日に残します。
- 自社の事実を1枚にまとめる:会社名・製品名・料金・対象・実績の表記をそろえた資料を作ります。AIの回答で誤りが見つかったとき、どのページを直すかが決めやすくなります。
- 診断だけを頼むか決める:基準値を見ても直す場所が分からないときに、スポットの診断を頼みます。報告書に、調べた質問と条件が書かれているかを確かめます。
- 作業を頼む範囲を決める:構造化マークアップの実装や記事の制作など、社内に手が無い作業だけを、一括や単価で頼みます。
- 月額の契約は、記録がそろってから:毎月の観測と改善を任せるのは、何を測り、何を成果とするかを決めてからにします。
Googleは、検索の順位について1位を保証できる人はいないと説明しています。AIの回答への掲載を「必ず」と約束する提案は、どうやって実現するのかを具体的に聞きます。
よくある質問
LLMO対策の費用の相場はいくらですか?
業界全体の相場を示す公式の資料や公的な統計はありません。この記事で確認した各社の公開額では、診断が15万円〜40万円〜、月額の支援が月10万円〜40万円〜、ツールが月3万円〜10万円(税別)でした。ただし多くは下限額で、含まれる作業も会社ごとに違います。
AIO対策やGEO対策の費用も同じですか?
料金の形は同じです。表に載せた会社の中にも、LLMO・AIO・GEO・AEOをまとめて一つのサービスとして扱っているところがあります。呼び方よりも、対象のAIサービスと作業の範囲を確かめて比べます。
表に載っていない会社の料金は、どう調べればよいですか?
その会社の公式ページの料金表と、よくある質問の欄を確かめます。金額が公開されていない場合は、作業の範囲・期間・対象のAIサービスを決めたうえで見積もりを依頼し、この記事の「見積もりを比べるための表」に書き写して比べます。
ツールと外注は、どちらが安くなりますか?
道具の費用だけを見るとツールのほうが低くなりますが、自社の担当者の時間がかかります。社内に作業できる人がいるか、毎月どれだけの時間を使えるかで変わります。まず自社で基準値を残し、足りない作業だけを外部に頼む方法もあります。
SEOAGENTでできること
SEOAGENTは、LLMO対策とSEOの作業を自社で進めるためのツールです。robots.txtを読み取り、検索の表示に使われるクローラーと学習に使われるクローラーを分けて確認できます。AI経由の訪問は、GA4で参照元を識別できるものを確認でき、Search Consoleの生成AI機能のレポートはCSVファイルを取り込んで確認できます。質問に答える記事の構成と下書きも作れます。
※SEOAGENTは診断と記事づくりの機能を提供するもので、AIの回答への採用や表示を保証するものではありません。料金はSEOAGENTの料金・プランでご確認いただけます。LLMO対策のほかの記事は「LLMO対策の記事一覧」にまとめています。
参考情報
- Google 検索セントラル:AI 機能とウェブサイト
- Google 検索セントラル:SEO 業者が必要かどうかの判断
- Google 検索セントラル:生成 AI 機能向けにウェブサイトを最適化する
- Google:リッチリザルト テスト
- 各社の料金:表の出典欄の公式ページ(いずれも2026年10月12日に確認)



