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外部リンクとは:SEOへの影響と、nofollow・sponsored・ugcの使い分け

外部リンク(発リンク)は、自分のサイトのページからほかのサイトへ張るリンクです。Googleの説明をもとに、外部リンクがSEOにマイナスかどうか、張るべき場面、書き方、rel属性(nofollow・sponsored・ugc)の使い分け、避けたいリンクスパムを、当サイトの実際の内訳とあわせて説明します。

外部リンクとは:SEOへの影響と、nofollow・sponsored・ugcの使い分け

この記事の要点:

  • 外部リンク(発リンク)とは、自分のサイトのページから、ほかのサイトのページへ張るリンクです。ほかのサイトから自分のサイトへのリンク(被リンク)とは、向きが逆です。
  • Googleは、情報提供元を引用するなどの外部リンクは、自分のサイトの信頼性を高めることができると説明しています。外部リンクを張ること自体は問題になりません。
  • 通常のリンクには、rel属性は要りません。広告や対価のあるリンクにはsponsored、利用者の投稿のリンクにはugc、リンク先を推したくない場合にはnofollowを付けます。
  • Googleは、nofollowは情報提供元を信用していない場合にだけ使い、すべての外部リンクに付けることは避けるよう勧めています。当サイト(seoagent.jp)の127記事の外部リンク792本の内訳も紹介します。

外部リンクとは

外部リンク(発リンク、アウトバウンドリンク)とは、自分のサイトのページから、ほかのサイト(別のドメイン)のページへ張るリンクです。記事の中で出典を示すリンク、取引先や公式サイトを紹介するリンク、ツールの公式ページへのリンクなどが当たります。

「外部リンク」という言葉は、人によって「ほかのサイトから自分のサイトへのリンク(被リンク)」の意味で使われることもあります。Search Consoleの「リンク」レポートでも、「外部リンク」の欄には自分のサイトに向けられたリンクが表示されます。この記事では、混乱を避けるため、次のように呼び分けます。

呼び方リンクの向き自社で決められるか
内部リンク自分のサイトのページ → 自分のサイトのページ決められる
外部リンク(発リンク)自分のサイトのページ → ほかのサイトのページ決められる
被リンクほかのサイトのページ → 自分のサイトのページ決められない(相手が決める)

外部リンクは、自分で張るかどうか、どの属性を付けるかを決められます。被リンクを得るための取り組みは「SEOの外部対策」で説明しています。この記事では、自分のサイトから外へ張るリンクの扱いを説明します。

外部リンクはSEOにマイナスか:Googleの説明

「外部リンクを張ると評価が流れ出てしまう」「外部リンクは少ないほうがよい」という説明を見かけることがあります。Googleは、リンクに関するベストプラクティスで次のように説明しています。

「他のサイトへのリンクを用意することは問題にはなりません。たとえば情報提供元を引用するなど、外部リンクを使用することで自分のサイトの信頼性を高めることができます。」(Google 検索セントラル:Google のリンクに関するベスト プラクティス、2026年10月13日確認)

読者にとっても、根拠の示されていない記事より、元の資料をたどれる記事のほうが確かめやすくなります。特に、法律、料金、仕様、統計など、変わることがあり、正確さが大切な情報では、元の資料へのリンクがあることで、読者が最新の情報を確かめられます。

一方で、外部リンクを増やせば順位が上がる、というものでもありません。リンクは、読者が次に確かめたい情報がある場所に、必要な数だけ張ります。リンクが多すぎると、どれが大切なリンクなのか読者に伝わりにくくなります。Googleも、1ページあたりのリンクの数に理想的な値はなく、多すぎると感じる場合は実際にそうである可能性が高いと説明しています。

外部リンクを張るべき場面と、張らなくてよい場面

外部リンクは、読者がリンク先を見る理由がある場面で張ります。判断の目安を整理します。

場面張るか理由
公式の仕様・制度・料金を説明している張る読者が最新の原文を確かめられる。情報が変わったときに確かめる先にもなる
調査結果や統計の数字を使っている張る数字の出典を示す。調べた時期と対象も本文に書く
他社の発言や見解を紹介している張る引用の範囲と元の文脈を読者が確かめられる
紹介しているツールやサービスの公式ページ張る読者が次にする行動(試す・申し込む)につながる
同じ内容の自社の記事がある外部ではなく内部リンクにする自社で詳しく説明しているなら、自社の記事へ案内する
一般によく知られた言葉の説明張らなくてよい読者が確かめる必要の無い情報にリンクを並べると、大切なリンクが目立たなくなる
内容を確かめられない、または古いページ張らない読者に誤った情報を渡すおそれがある。より確かな出典を探す

出典として使うページは、できるだけ一次情報(公式のドキュメント、公的機関、調査の実施者)を選びます。二次情報(まとめ記事、他社の解説)を経由すると、元の情報との食い違いが起きやすくなります。

外部リンクの書き方:HTMLとアンカーテキスト

Googleは、通常、リンクがhref属性を持つ<a>要素である場合のみ、リンクをクロールできると説明しています。外部リンクの基本の形は、次のとおりです。

<a href="https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/links-crawlable?hl=ja">Google のリンクに関するベスト プラクティス</a>

書くときに気をつける点は、次の4つです。

  1. リンク先を表す文字にする:「こちら」「詳細」ではなく、リンク先のページ名や内容を表す言葉にします。Googleは、アンカーテキストだけを読んで意味が通じるかを試すことを勧めています。
  2. リンクの前後に文脈を書く:「〇〇の仕様は、Googleのドキュメントで次のように説明されています」のように、なぜそのページを見るのかを文章で示します。
  3. リンクを隣り合わせに並べない:複数のリンクを続けて置くと、読者がリンク同士を区別しにくくなります。
  4. URLは完全な形で書く:外部リンクはhttps://から始まる絶対URLで書きます。JavaScriptのonclickだけで遷移するリンクは、Googleがたどれないことがあります。

アンカーテキストの詳しい書き方と悪い例は「アンカーテキストとは」で説明しています。

rel属性(nofollow・sponsored・ugc)の使い分け

Googleは、リンク先のページとの関係を、<a>タグのrel属性で伝えられるとしています(Google 検索セントラル:Google にアウトバウンド リンクの関係性を伝える、2026年10月13日確認)。通常のリンクには、rel属性を付ける必要はありません。

値使う場面書き方の例
付けない出典、紹介など、通常のリンク<a href="https://example.com/">
sponsored広告や有料の掲載のリンク(いわゆる有料リンク)。アフィリエイトのリンクもここに当たる<a rel="sponsored" href="…">
ugcコメントやフォーラムの投稿など、利用者が作成したコンテンツのリンク<a rel="ugc" href="…">
nofollowほかの値が当てはまらず、リンク先とサイトを関連付けたくない場合、またはリンク先をサイトからクロールさせたくない場合<a rel="nofollow" href="…">

補足として、Googleのドキュメントには次の説明があります。

  • 有料のリンクには、以前はnofollowが勧められていました。今も使えますが、現在はsponsoredが推奨されています。
  • 値は、rel="ugc nofollow"のように、スペースまたはカンマで区切って複数指定できます。
  • 長く質の高い投稿を続けている、信頼できる投稿者のリンクは、ugcを外すこともできます。
  • これらの属性の付いたリンクは、一般にたどられません。ただし、リンク先のページは、サイトマップやほかのサイトからのリンクなどで見つかり、クロールされることがあります。

アフィリエイトのリンクの扱い

アフィリエイトのリンクは、紹介した商品が売れると報酬を受け取るリンクです。対価のあるリンクにあたるため、Googleが有料のリンクに推奨しているrel="sponsored"を付けます。記事の中で、報酬を受け取るリンクを含むことを読者に明記しておくと、読者も判断しやすくなります。

nofollowはすべての外部リンクに付けるべきか

付ける必要はありません。Googleは、リンクに関するベストプラクティスで次のように説明しています。

「nofollow は情報提供元を信用していない場合のみ使用し、すべての外部リンクに使用することは避けてください。」(Google のリンクに関するベスト プラクティス)

同じページでは、nofollowが適切な例として、批判する記事に反論するためにリンクを張るが、リンク先にランキングの評価を与えたくない場合が挙げられています。また、リンクに関して何らかの支払いを受けている場合はsponsoredまたはnofollow、利用者がリンクを書き込める場所ではugcまたはnofollowを付けるよう説明しています。

よくある誤解実際(Googleの説明)
外部リンクには全部nofollowを付けたほうが安全すべての外部リンクに使うことは避けるよう勧められている
自分のサイトのページをクロールさせたくないときはnofollow自分のサイト内のページは、robots.txtのdisallowを使う
インデックスさせたくないページへのリンクにnofollowを付ければよいインデックスさせたくないページは、クロールを許可したうえでnoindexを使う
sponsoredを付ければ有料リンクで順位を上げてもよいsponsoredは「対価がある」と伝える属性。順位を上げる目的のリンクの売買はリンクスパムにあたる

あわせて聞かれる属性:target=”_blank”とnoopener・noreferrer

外部リンクを新しいタブで開くために、target="_blank"を付けることがあります。以前は、リンク先のページから元のページを操作される問題を防ぐため、rel="noopener"を一緒に付けることが勧められていました。現在は、target="_blank"を設定すると、暗黙的にrel="noopener"を設定した場合と同じ動作になると説明されています(MDN:rel=noopener)。古いブラウザへの配慮として付けておいても問題はありません。target や rel を含む a タグの属性の一覧はaタグとはで紹介しています。

noreferrerは、リンク先にリンク元のURL(リファラー)を送らない指定です。付けると、リンク先のサイトのアクセス解析では、あなたのサイトからの訪問が「参照元」として記録されにくくなります。取引先などに紹介の効果を伝えたい場合は、付けないほうが相手にとって役立ちます。

新しいタブで開くかどうかは、SEOの評価には関係しません。読者が今のページに戻ってくる必要があるか(たとえば、手順の途中で公式ページを確かめる場合)で決めます。何でも新しいタブで開くと、タブが増えて戻り方が分かりにくくなることもあります。

やってはいけない外部リンク(リンクスパム)

Googleは、検索ランキングを操作することを主な目的として、サイトへのリンクやサイトからのリンクを作成する行為を「リンクスパム」として禁止しています(Google 検索セントラル:スパムに関するポリシー)。外部リンクを張る側として、特に注意したいものは次のとおりです。

  • 金銭、物品、サービスと引き換えに、評価を渡す形でリンクを張る(有料リンクにsponsoredやnofollowを付けない)
  • 「リンクする代わりにリンクしてもらう」過剰な相互リンクや、相互リンクのためだけのパートナーページ(判断の目安は相互リンクとは)
  • 記事広告やプレスリリースの中に、評価を渡す形で、キーワードを詰めたアンカーテキストのリンクを入れる
  • フッターやテンプレートに、関係の無いサイトへのリンクを埋め込んで配布する

関係のある相手を紹介するリンクや、出典として張るリンクは問題になりません。リンクの理由を「読者の役に立つか」で説明できるかが、判断の分かれ目です。外部対策の側から見たリンクスパムは「SEOの外部対策とは」で詳しく説明しています。

当サイト(seoagent.jp)の外部リンクの内訳

当サイトでは、記事の事実を公式の資料で確かめ、本文と参考情報に出典のリンクを張っています。2026年10月13日時点の全127記事の本文を、リンク切れの点検と修正の後に数えた結果です(記事の本文のみ。メニューやフッターのリンク、コード例の中のURLは除く)。

項目数
外部リンクの本数792本(1記事あたり平均約6本)
リンク先のドメインの数66
developers.google.com(Google 検索セントラルなど)403本(50.9%)
support.google.com(Search Console・GA4などのヘルプ)215本(27.1%)
Googleのそのほかの公式サイト(web.dev、Googleのブログなど)を含めた合計672本(84.8%)
rel属性を付けた外部リンク0本(すべて通常のリンク)
同じ記事内の内部リンク(参考)1,423本

Googleのドキュメントが多いのは、当サイトがGoogle検索とAI検索の仕組みを扱い、その事実を公式の説明で確かめているためです。広告や対価のあるリンクは無いため、rel属性はどのリンクにも付けていません。本文の外部リンクは同じタブで開き、ニュースの出典など一部のリンクだけを新しいタブで開いています。

外部リンクを多く張っているサイトでは、リンク先のページが移転・削除されて、リンク切れが起きることがあります。当サイトでの点検の方法と結果はリンク切れとはで紹介しています。

よくある質問

外部リンクを張ると、自分のサイトの評価が下がりますか?

Googleは、他のサイトへのリンクを用意することは問題にならず、情報提供元を引用するなどの外部リンクは自分のサイトの信頼性を高めることができると説明しています。読者の役に立つリンクを、必要な数だけ張ります。

外部リンクにはnofollowを付けたほうがよいですか?

通常の出典や紹介のリンクには付けません。Googleは、nofollowは情報提供元を信用していない場合にだけ使い、すべての外部リンクに使うことは避けるよう勧めています。広告や対価のあるリンクにはsponsored、利用者の投稿のリンクにはugcを付けます。

アフィリエイトのリンクには何を付けますか?

報酬を受け取るリンクは対価のあるリンクなので、rel="sponsored"を付けます。Googleは、有料のリンクには以前はnofollowを勧めていて今も使えるものの、現在はsponsoredを推奨すると説明しています。

外部リンクは新しいタブで開くべきですか?

SEOの評価には関係しません。読者が手順の途中で公式ページを確かめ、元のページに戻る必要がある場合などは、新しいタブで開くと便利です。何でも新しいタブで開くと、戻り方が分かりにくくなることもあります。

Search Consoleの「外部リンク」と、この記事の外部リンクは同じですか?

違います。Search Consoleのリンクレポートの「外部リンク」には、ほかのサイトから自分のサイトへのリンク(被リンク)が表示されます。自分のサイトから外へ張っているリンク(発リンク)の一覧は、Search Consoleには表示されないため、サイトを巡回するツールなどで確かめます。

SEOAGENTでできること

SEOAGENTでは、公開前の確認で、本文の主張を登録した資料や出典の候補と照らし、確認できたこと・できなかったことを一覧にできます。本文で使う出典を選ぶときの手がかりになります。AIによる判定のため、誤りがないことを保証するものではありません。外部リンクのrel属性の設定は、記事の本文やWordPressの側で行います。

外部リンクと関わるテクニカルSEOの記事は「テクニカルSEOの記事一覧」にまとめています。

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