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サイトリンクとは:検索結果に表示される仕組みと、整える方法

会社名で検索したときに結果の下に並ぶリンクがサイトリンクです。Google 検索セントラルの説明をもとに、表示の仕組みと条件、広告との違い、出やすくする方法、出したくないページの外し方、サイト名やパンくずとの関係を、当サイトの設定とあわせて説明します。

サイトリンクとは:検索結果に表示される仕組みと、整える方法

この記事の要点:

  • サイトリンクとは、Google の検索結果で 1 つのサイトの結果の下にまとめて表示される、同じドメインの別のページへのリンクです。会社名やサービス名で検索したときによく表示されます。
  • サイトリンクは自動で表示され、サイト運営者が表示するページを指定することはできません。Google は、役に立つと判断した場合にだけ表示すると説明しています。
  • 出やすくする方法として Google が挙げているのは、分かりやすいタイトルと見出し、論理的なサイト構造、簡潔なアンカーテキスト、内容の繰り返しを避けることです。
  • 特定のページをサイトリンクから外す方法は、ページを削除するか noindex を使うことです。以前の「サイトリンクの降格」に当たる機能は、現在の公式の説明にはありません。
  • Google 広告の「サイトリンク アセット」は、広告主が文言とリンク先を設定する広告の機能で、自然検索のサイトリンクとは別物です。

サイトリンクとは:検索結果で1つのサイトの下に並ぶリンク

サイトリンクとは、Google の検索結果で、1 つのサイトの検索結果の下にまとめて表示される、同じドメインの他のページへのリンクです。Google 検索セントラル「サイトリンク」(最終更新日 2025-12-18、2026 年 10 月 13 日確認)は、「サイトリンクとは、テキスト検索結果で 1 つにまとめられた、同じドメインのリンクです」と定義し、Google がサイトのリンク構造を解析して、情報をすばやく見つけるためのショートカットを見つけると説明しています。

例えば会社名で検索したとき、トップページの結果の下に「料金」「会社概要」「お問い合わせ」のようなページへのリンクが並ぶのがサイトリンクです。読者は目的のページへ直接移動でき、サイトにとっては 1 つの結果の中で複数のページを示せます。

会社名やサービス名での検索(指名検索)で表示されやすいため、指名検索の数字とあわせて見ると、表示の有無が確かめやすくなります。

表示される仕組みと条件:Googleの説明

サイトリンクは、Google のシステムが自動で決めて表示します。同じ文書は「現時点では、サイトリンクは自動化されています」と書き、将来はサイト所有者による入力を取り入れる可能性もあるとしています。現在、サイト運営者が「このページをサイトリンクに出す」と指定する方法はありません。

表示の条件について、同じ文書は次の 2 つを挙げています。

  • サイトリンクは、ユーザーの役に立つと Google が判断した場合にのみ表示される
  • サイトの構造が原因で適切なサイトリンクを見つけられない場合や、サイトリンクと検索語との間に関連性が無いと思われる場合は表示されない

つまり、同じサイトでも検索語によって表示されたりされなかったりし、表示されるページも検索語によって変わります。表示されないこと自体は、サイトの不具合を意味しません。サイト運営者がサイトリンクを設定する画面や手順について、Google の「サイトリンク」の文書は何も挙げていません。

自然検索のサイトリンクと広告のサイトリンク アセットの違い

「サイトリンク」という言葉は、Google 広告の「サイトリンク アセット」(解説記事では「サイトリンク表示オプション」とも呼ばれます)にも使われます。自然検索のサイトリンクは Google が自動で選び、広告のサイトリンクは広告主が文言とリンク先を設定する、という点がもっとも大きな違いです。

比べる点自然検索のサイトリンク広告のサイトリンク アセット
表示される場所自然検索の結果の下検索広告などの広告の下
リンク先と文言を決めるのはGoogle のシステム(自動)広告主(アカウント・キャンペーン・広告グループなどの単位で設定)
文言の長さ指定できない全角文字の言語ではほとんどの場合 12 文字まで
費用かからない追加は無料。クリックされたときに広告見出しと同じ料金がかかる
表示の期間指定できない開始日・終了日・曜日・時間帯を指定できる
出典Google 検索セントラル「サイトリンク」Google 広告 ヘルプ「サイトリンク アセットについて」

広告側の記述は、Google 広告 ヘルプ「サイトリンク アセットについて」(2026 年 10 月 13 日確認)によります。広告のヘルプは、サイトリンクに使うページを選ぶときはウェブサイトのナビゲーション バーが参考になると書いており、自然検索の側でもナビゲーションの整理が役に立つ点は共通しています。自然検索と広告の使い分けは「SEOとリスティング広告の違い」で説明しています。

サイトリンクを出やすくする方法:構造・見出し・リンクの文言

サイトリンクを直接出すことはできませんが、Google はサイトリンクの質を高めるためのおすすめの方法を挙げています。Google 検索セントラル「サイトリンク」の 5 つの方法と、当サイト(seoagent.jp)での対応は次のとおりです。

Google のおすすめの方法具体的にすること当サイトでの対応
ページのタイトルや見出しのテキストを、有益で関連性が高く、簡潔なものにするtitle とページ内の見出しを、そのページの内容を表す短い言葉にする日本語記事の title を 40 字以内にし、自動の点検で長さと重複を確かめている
論理的な構造でサイトを構築し、重要なページに関連する他のページからリンクする主要なページをメニューとトップページから 1 回のクリックで届く位置に置く全ページ共通のメニューに「機能・使い方」「料金」「AIO・LLMOガイド」「AIニュース」「資料請求」を置いている
内部リンクのアンカーテキストを簡潔に、リンク先に関連するものにする「こちら」ではなく、リンク先のページ名や内容でリンクする本文中の自然な語句をそのままリンクにする決まりで記事を書いている
コンテンツの繰り返しを避ける似た内容のページを増やさず、統合する主な語の検索結果が大きく重なる記事は 1 本に統合し、旧 URL を 301 転送している
(削除が必要な場合)ページを削除するか noindex を使う出したくないページに noindex を付ける記事の無い一覧ページは noindex にしてサイトマップから外している

サイト名・パンくずとの関係:当サイトの構造化データの例

サイトリンクを指定する構造化データはありません。ただし、検索結果で同じ場所に表示されるサイト名とパンくずは、構造化データで Google に伝えられます。サイトリンクと混同されやすいので、役割を分けて整えます。サイト名とファビコンを指定する方法と確かめ方は「検索結果のサイト名とファビコン」で説明しています。

要素検索結果での役割指定の方法
サイトリンク結果の下に並ぶ、同じドメインの他のページへのリンク指定できない(自動)
サイト名結果の上に表示される、サイトの名前トップページの WebSite の構造化データ(name・alternateName)
パンくずリストページがサイトの階層のどこにあるかBreadcrumbList の構造化データ

Google 検索セントラル「Google 検索でのサイト名」(最終更新日 2026-02-20、2026 年 10 月 13 日確認)は、サイト名はホームページのコンテンツなどから自動で生成され、希望するサイト名はホームページに WebSite の構造化データを追加して伝えると説明しています。当サイトでは、トップページを含む全ページの WebSite の構造化データに、name「SEOAGENT」と、代替名(alternateName)「SEO AGENT」「seoagent.jp」を入れています。

パンくずは、全ページで BreadcrumbList を出力し、記事は「トップ → 所属する一覧 → トピックページ → 記事」の階層にしています。Google 検索セントラルの BreadcrumbList の説明(最終更新日 2026-09-12、2026 年 10 月 13 日確認)は、この機能はパソコン版に対応したものと書いています。設定の方法は「パンくずリストとは」で説明しています。

出したくないページへの対処:削除かnoindex

特定のページをサイトリンクから外したいときは、ページを削除するか、noindex を使います。Google 検索セントラル「サイトリンク」は「サイトリンクを削除する必要がある場合は、サイトからページを削除するか、noindex を使用してください」と書いています。

ただし、noindex を付けたページはサイトリンクだけでなく、検索結果全体に表示されなくなります。サイトリンクに出たことだけを理由に、検索から読まれてほしいページに noindex を付けるのは避けます。判断の目安は次のとおりです。

サイトリンクに出たページどうする理由
古いキャンペーンや終了したサービスのページ削除して関連するページへ 301 転送するか、noindex にする検索から来る人に古い情報を見せないため
ログイン画面や管理用のページnoindex にする検索で探す人に役立たないため
出てほしいページより目立たない記事noindex にせず、メニューと内部リンクで出てほしいページを目立たせる記事自体は検索から読まれてほしいため

noindex を効かせるには、robots.txt でそのページをブロックしないことも必要です。Google 検索セントラルは、robots.txt でブロックされたページではクローラが noindex を認識できないと説明しています。書き方は「noindexとは」で説明しています。

よくある誤解:サイトマップ・降格・検索ボックス

サイトリンクについては、古い仕様や、根拠の確かめにくい説明が広まっています。公式の説明と照らすと次のとおりです。

よくある誤解実際(公式の説明)
Search Console でサイトリンクを降格・削除できる現在の「サイトリンク」の文書では、削除の方法はページの削除か noindex だけが挙げられている
XML サイトマップに書けばサイトリンクに出る「サイトリンク」の文書のおすすめの方法に、サイトマップは挙げられていない
構造化データでサイトリンクを指定できるサイトリンクは自動化されていると説明されている。構造化データで伝えられるのはサイト名やパンくず
サイトリンク検索ボックスを出すために構造化データが要るGoogle は 2024 年 11 月 21 日からサイトリンク検索ボックスの表示を終了した(Google 検索セントラル ブログ、2024 年 10 月 21 日)

同じブログ記事は、サイトリンク検索ボックスの構造化データを削除する必要は無く、残っていても検索や Search Console で問題は起きないと書いています。また、サイト名には WebSite の構造化データが引き続き使われると注意しています。削除するときは、サイト名の指定まで消さないようにします。AI による概要や AI モードでのリンクの表示は、サイトリンクとは別の仕組みです。

効果の確かめ方:指名検索の数字

サイトリンクの効果は、指名検索での表示回数とクリック数で確かめます。Search Console ヘルプ「表示回数、掲載順位、クリック数とは」(2026 年 10 月 13 日確認)には、サイトリンクだけを数える指標や、サイトリンクとして表示された回数を区別して示す説明は見当たりません。そのため、次の方法で間接的に見ます。

  1. 検索パフォーマンスで指名検索の語に絞る:「クエリ」で会社名やサービス名を含む語に絞ります。
  2. 「ページ」タブで、どのページが表示・クリックされたかを見る:同じヘルプは、データをページ別にまとめると、1 つの検索要素に含まれる複数の URL がそれぞれ 1 回ずつ数えられると説明しています。トップページ以外のページに指名検索のクリックがあれば、サイトリンクなど結果の一部として表示された可能性があります。
  3. 実際の検索結果を見る:シークレット ウィンドウなどで指名検索をし、表示されたサイトリンクを日付とともに記録します。

当サイト(seoagent.jp)の改修前の基準値(2025 年 6 月 16 日〜2026 年 10 月 6 日)では、Search Console の表示回数は 10、クリックは 0 で、表示されたのはトップページだけでした。この段階ではサイトリンクの表示は確かめられず、指名検索の数字が出てきてから同じ手順で記録します。検索順位の数字の読み方は「検索順位の確認方法」で説明しています。

よくある質問

サイトリンクを手動で設定できますか?

できません。Google 検索セントラルは、サイトリンクは自動化されていると説明しています。できるのは、タイトルと見出し、サイトの構造、内部リンクのアンカーテキストを整えて、Google が適切なリンクを見つけやすくすることです。

サイトリンクが表示されないのはなぜ?

Google が役に立つと判断しなかった場合や、検索語との関連性が無いと判断した場合、サイトの構造から適切なリンクを見つけられない場合には表示されません。指名検索の数が少ない新しいサイトでは、表示されないことがよくあります。

特定のページをサイトリンクから消すには?

ページを削除するか、noindex を使います。noindex を付けると検索結果全体から外れるため、検索から読まれてほしいページには使わず、メニューと内部リンクの見直しで出てほしいページを目立たせます。

サイトリンク検索ボックスは今も表示されますか?

表示されません。Google は 2024 年 11 月 21 日からサイトリンク検索ボックスの表示を終了しました。構造化データは削除しなくても問題は起きませんが、サイト名に使う WebSite の構造化データは残します。

SEOAGENTでできること

SEOAGENT では、指名検索を含む検索語の数字の確認と、内部リンクの見直しを進められます。できないこと:サイトリンクの表示を指定したり、表示を保証したりする機能はありません。テクニカル SEO の関連記事は「テクニカルSEOの記事一覧」にまとめています。

  • SEO分析・効果測定:Search Console の検索語とその推移、記事ごとのクリック・表示回数を確認できます。
  • 内部リンクの提案・挿入支援:記事ごとのリンクの出入りと、どこからもリンクされていない記事を確認し、リンクの候補と理由を見られます。

参考情報

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