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Ahrefs Webmaster Toolsの使い方:無料で自社サイトの被リンクと点検結果を見る手順(現在はAhrefs Free)

Ahrefs Webmaster Toolsは、所有を確認した自社サイトの被リンクや技術的な問題を無料で見られるサービスで、現在はAhrefs Freeとして案内されています。使える道具と上限、登録の手順、被リンクの読み方、Search Consoleとの使い分けを示します。

Ahrefs Webmaster Toolsの使い方:無料で自社サイトの被リンクと点検結果を見る手順(現在はAhrefs Free)

この記事の要点:

  • Ahrefs Webmaster Tools(AWT)は、所有を確認した自社サイトについて、Ahrefs の被リンク・検索キーワード・技術的な点検を無料で見られるサービスです。2026 年 10 月 13 日に確かめると、公式ページでは「Ahrefs Free」に生まれ変わったと案内されています。
  • 所有を確認したサイトでは Site Explorer(被リンク・キーワード)、Site Audit(170 以上の問題の点検)、Web Analytics(アクセス解析)が使えます。被リンクとキーワードは一度に 1,000 件まで、Site Audit はプロジェクトごとに月 5,000 クロールクレジットです。
  • 所有の確認は、Search Console との連携、HTML ファイル、DNS の TXT レコード、HTML の meta タグの 4 つから選べます。他社サイトを調べることはできません。
  • Search Console のリンク レポートと数字が違うのは普通です。Google 自身のデータとツールの推定を分けて読みます。

Ahrefs Webmaster Toolsとは:いまは「Ahrefs Free」の一部

Ahrefs Webmaster Tools(AWT)は、Ahrefs が提供する無料のサービスで、自社サイトであることを確認したサイトに限り、被リンクや検索キーワード、サイトの技術的な問題を調べられます。有料の Ahrefs と同じ道具とデータを、見られる量に上限を付けて使う仕組みです。

2026 年 10 月 13 日に Ahrefs の公式ページ(ahrefs.com/ja/webmaster-tools)を確かめると、「Ahrefs ウェブマスターツールが『Ahrefs Free』に生まれ変わりました」と案内され、無料のアカウント「Ahrefs Free」の申し込みへ進む作りになっていました。英語のページも同じく「Ahrefs Webmaster Tools is now Ahrefs Free」と書いています。この記事では、検索で使われることの多い「Ahrefs Webmaster Tools」の名前で説明し、現在の名前として Ahrefs Free を併記します。

Ahrefs Free は試用版ではありません。公式ページは、期限が無く、クレジットカードも不要で、機能は限られるが使い続けられると説明しています。Ahrefs 全体の機能と有料のプランは、SEOツールの選び方で、ほかのツールと並べて扱っています。

無料で使える範囲と上限

無料で使える道具は、所有の確認が要るものが 3 つ、要らないものが 3 つです。所有を確認したサイトの数には上限がありません(公式ページの「Verified websites:Unlimited」)。

道具できること(公式ページの説明の範囲)所有の確認上限
Site Explorer自社サイトが順位を得ているキーワード、自然検索の流入が多いページ、リンクしているサイトとページを見る必要被リンクとキーワードは一度に 1,000 件まで表示
Site Audit170 以上の技術的・ページ上の SEO の問題を見つける。ヘルススコアの推移を見る必要プロジェクトごとに月 5,000 クロールクレジット
Web Analyticsアクセス解析。初期設定で Cookie を使わない。AI からの流入を含む推移を見る必要プロジェクトごとに最大 100 万イベント
Social Media ManagerSNS の投稿の予約と管理不要チャンネルと投稿は無制限(ベータ)
AI Content Helper記事の内容を競合と比べて足りない話題を補う不要月 1 文書
SEO Toolbar任意のサイトの Domain Rating と URL Rating を見る、生の HTML と描画後の HTML を比べる不要記載なし

表の出典:Ahrefs:Ahrefs Free(英語)

Site Audit のクロールクレジットは、ステータスコード 200 の HTML ページを巡回したときだけ消費され、リンク切れの URL、リダイレクト、HTML 以外のファイルは数えないと FAQ に書かれています。上限や名前は変わることがあるため、使う前に公式ページで確かめてください(この表は 2026 年 10 月 13 日に確認)。

有料のプランとの違いについて、公式の FAQ は「ツールとデータは同じ」で、有料の利用者はデータの利用枠が多く、すべての有料の道具を使え、所有を確認していない競合サイトも分析できると説明しています。

登録とサイトの所有権の確認の手順

Ahrefs Webmaster Tools(Ahrefs Free)は、アカウントを作り、調べたいサイトを「プロジェクト」として追加し、そのサイトの所有者であることを確認すると使えます。Ahrefs のヘルプ「What is a verified project?」(2026 年 10 月 13 日確認)は、所有の確認の方法として次の 4 つを挙げています。

確認の方法やること向いている場合
Google Search Console と連携Search Console で所有者になっている Google アカウントでつなぐすでに Search Console を使っている
HTML ファイル指定されたファイルをサイトのトップに置くサーバーにファイルを置ける
DNS の TXT レコードドメインの DNS 設定に TXT レコードを足すDNS を管理できる。サイトを触らずに済ませたい
HTML の meta タグトップページの head に meta タグを足すテーマや SEO プラグインで head を編集できる
  1. Ahrefs Free のページから無料のアカウントを作ります。
  2. プロジェクトを追加し、調べるサイトのドメインを入れます。新しいプロジェクトでは、作成の 2 つ目の手順で所有の確認を求められます。
  3. 上の 4 つから方法を選んで確認します。作成済みのプロジェクトは、プロジェクトの設定の「Ownership verification」タブから確認できます。
  4. 確認が済むと、Site Explorer・Site Audit・Web Analytics が使えるようになります。

ヘルプ「Verifying ownership of your project or website」は、Search Console での確認を推奨とし、Search Console で確認済みのサイトは Ahrefs でも自動で確認されると説明しています。DNS で確認する場合は、設定の反映に最大 48 時間ほどかかることがあります。Search Console で確認した場合は、Search Console のデータを 16 か月より前の分も Ahrefs のダッシュボードで見られる、とヘルプは説明しています。

被リンクを見る:Site Explorer

Site Explorer では、自社サイトにリンクしているサイトとページ、そのリンクの文字(アンカーテキスト)、リンクの種類を確かめられます。日本語の公式ページは、無料版の被リンクの項目として、ドメインとページの指標、内部・外部リンクのリンク切れ、リンクの種類(nofollow・UGC・sponsored)を挙げています。

被リンクを見るときは、次の順に確かめると、問題のあるリンクと役に立つリンクを分けやすくなります。

  1. 参照ドメイン(リンク元のドメイン)の数と、増え方を見ます。短い期間に急に増えていれば、中身を確かめます。
  2. アンカーテキストを見ます。宣伝文や関係の無い語が並んでいれば、自動生成のリンクの可能性があります。
  3. リンクの種類を見ます。nofollow や sponsored が付いたリンクは、評価を渡さないことを示すヒントです。
  4. 関係のあるサイトからのリンクを見つけて、どの記事や資料が紹介されているかを記録します。

Domain Rating(DR)などの数値は Ahrefs が自社のデータから計算した推定値で、Google の指標ではありません。数値の扱い方はドメインパワーとはで、被リンクの質の見分け方は「被リンクとは」で説明しています。

サイトの問題を見る:Site Audit

Site Audit は、サイトを巡回して、技術的な問題とページ上の問題を一覧にする道具です。公式ページは、170 以上の問題を見つけて優先度を付け、ヘルススコアの推移を見られると説明しています。

当サイト(seoagent.jp)は、Site Audit ではなく、自前の点検スクリプト(scripts/audit/seo_check.py)で同じ種類の項目を確かめています。自前の点検の項目と、Site Audit の結果で同じ種類の問題を探すときの目安を並べます。Site Audit の個々の問題の名前は、実際の画面で確かめてください。

当サイトの点検の項目Site Audit で見る問題の種類当サイトの結果(2026 年 10 月 13 日、222 ページ)
ステータスコードの異常、内部リンクのリンク切れ4xx・5xx のページ、壊れた内部リンク0 件
h1 の数、title の重複、alt の無い画像ページ上の問題(見出し・title・画像)0 件
どこからもリンクされていないページ内部リンクの無いページ(孤立ページ)0 件
日英のページの対応(hreflang)hreflang の問題135 件。日本語だけで公開している記事のため、方針どおり

点検の道具が何であっても、指摘の件数をそのまま直す数と考えないことが大切です。当サイトの hreflang の 135 件のように、方針どおりの指摘もあります。点検の進め方はSEOチェックのやり方で、リンク切れの直し方は「リンク切れとは」で説明しています。

Search Consoleとの違いと使い分け

Search Console は Google 自身が持つデータで、Ahrefs Webmaster Tools は Ahrefs が自社で集めたデータです。数字が一致しないのは普通で、どちらが正しいかではなく、何を確かめるかで使い分けます。

確かめたいことSearch ConsoleAhrefs Webmaster Tools(Ahrefs Free)
Google での表示回数・クリック・掲載順位Google の実際のデータ推定の流入と順位(Google のデータではない)
被リンクリンク レポート。サンプルで、表は 1,000 行まで。nofollow かどうかは表示しない一度に 1,000 件まで表示。nofollow・UGC・sponsored の区別、初めて見つけた日などが分かる
手動による対策・インデックスの状態確かめられる確かめられない
技術的な問題の一覧ページのインデックス登録などのレポートSite Audit の 170 以上の項目

Search Console ヘルプ「リンクレポート」(2026 年 10 月 13 日確認)は、レポートが「サイト上のすべてのリンクを網羅したものではありません」と説明しています。手動による対策や、Google が実際にどう表示したかは Search Console で確かめ、リンクの中身や推移を詳しく見るときに Ahrefs を使う、という分け方が基本です。

当サイトの例:被リンクと点検の結果の読み方

当サイト(seoagent.jp)の 2026 年 10 月 13 日の Ahrefs のデータでは、現在の被リンクが 432 本、リンク元のドメインが 409 件(過去に失われたものを含めると 541 件)、Domain Rating は 1.4 でした。当サイトは有料の Ahrefs の API でこのデータを取得していますが、公式の FAQ によれば Ahrefs Free でも同じデータを、表示の上限の範囲で見られます。

被リンクが 1,000 件より少ないサイトでは、Site Explorer の表示の上限に収まります。中身を見ると、アンカーテキストは同じ英語の宣伝文が約 220、ドメイン名だけが 78、「被リンクを購入」系の宣伝文が 46、その他の宣伝文が約 70 で、多くは 2025〜2026 年に見つかった自動生成のサイトでした。現在のリンクのうち、最も早く見つかったものは 2025 年 12 月 30 日でした。

当サイトはリンクを購入しておらず、Search Console で手動による対策の通知も無いため、Google の否認ツールのヘルプに沿って、否認しないと判断しています。ツールでスパムのリンクが多く見えても、それだけで対処が必要とは限らない例です。判断の考え方は「Googleペナルティとは」で説明しています。

よくある誤解とAI検索での扱い

Ahrefs Webmaster Tools について多い誤解は、「無料版は試用期間付き」「他社サイトも見られる」「数値が Google の評価」の 3 つです。公式の説明と並べます。

よくある誤解実際(公式の説明)
無料版は 7 日などの試用期間が終わると使えない期限は無く、クレジットカードも不要(機能は限られる)
競合サイトの被リンクも無料で見られる所有を確認していないサイトの分析は有料のプラン。無料の SEO Toolbar で DR と UR は見られる
Domain Rating が上がれば Google の順位も上がるDR は Ahrefs が自社のデータから計算する推定値で、Google の文書に DR という指標は出てこない
Site Audit の指摘をすべて直せば順位が上がる指摘は点検の手がかり。サイトの方針どおりの指摘もある

AI 検索との関係では、Web Analytics が AI からの流入を含む推移を表示すると公式ページは説明しています。一方、Google の「AI 機能とウェブサイト」(2026 年 10 月 13 日確認)は、AI による概要や AI モードに表示されたサイトも、Search Console の検索タイプ「ウェブ」のパフォーマンス レポートに含まれると説明しています。どちらの数字を見ているかを分けて記録します。

よくある質問

Ahrefs Webmaster Toolsは本当に無料ですか?

無料です。2026 年 10 月 13 日時点の公式ページでは、Ahrefs Free として、期限が無く、クレジットカードも不要と説明されています。被リンクとキーワードは一度に 1,000 件まで、Site Audit は月 5,000 クロールクレジットなどの上限があります。

有料版のAhrefsと何が違いますか?

公式の FAQ では、ツールとデータは同じで、有料版はデータの利用枠が多く、すべての有料の道具を使え、所有を確認していない競合サイトも分析できると説明されています。料金は公式の料金ページで確かめてください。

Search Consoleと連携しないと使えませんか?

連携しなくても使えます。所有の確認は、Search Console との連携のほか、HTML ファイル、DNS の TXT レコード、HTML の meta タグの 4 つから選べます。連携すると、Search Console のデータを 16 か月より前の分も Ahrefs で見られます。

他社サイトも調べられますか?

Site Explorer と Site Audit で詳しく調べられるのは、所有を確認したサイトだけです。他社サイトの分析は有料のプランの範囲です。無料の SEO Toolbar では、任意のサイトの Domain Rating と URL Rating を見られます。

SEOAGENTでできること

SEOAGENT は、Ahrefs のデータを記事の改善や被リンクの整理に使う機能を持っています。どちらもご自身の Ahrefs の契約・データを使う仕組みです。

  • Ahrefs連携・追加調査:ご自身の Ahrefs の API キーを登録し、月と 1 回ごとの利用量の上限を決めて、競合が獲得している語などを調べられます。接続しただけで有料の調査が始まることはありません。
  • 被リンク・紹介先候補の管理:Ahrefs から書き出した被リンクの CSV を取り込み、DR・アンカーテキスト・初回と最終の発見日・nofollow/dofollow で絞り込めます。

できないこと:Ahrefs Webmaster Tools(Ahrefs Free)のアカウントの作成や所有の確認を代わりに行うこと、Ahrefs の全機能を SEOAGENT の料金の中で使えるようにすることはできません。Ahrefs Webmaster Toolsの使い方と関わるAIO・LLMOの基礎の記事は「AIO・LLMOの基礎の記事一覧」にまとめています。

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