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インデックス数とは:正しい調べ方とsite:検索の数字の注意

インデックス数は、Search Consoleのページのインデックス登録レポートで確かめるのが正確です。site:検索の件数との違い、比べる相手にするサイトマップの数、当サイトの点検結果で見る読み方、数が減ったときに確かめる順番を説明します。

インデックス数とは:正しい調べ方とsite:検索の数字の注意

この記事の要点:

  • インデックス数とは、サイトのページのうち Google のインデックス(検索結果に出す候補を保存したデータベース)に登録されているページの数です。正しい数は Search Console の「ページのインデックス登録」レポートの「登録済み」で確かめます。
  • Google で「site:ドメイン」と検索したときの件数は、登録済みの数を正確に示すものではありません。Google 自身が、site: 演算子はインデックスに登録されているすべての URL を返すわけではないと説明しています。
  • インデックス数は多いほどよいわけではありません。Google は重複ページや代替ページを登録せず、サイトのすべての URL が登録されることを目標にする必要はないとしています。比べる相手は「登録されてほしいページの数」(XML サイトマップに載せた数)です。
  • 数が急に減ったときは、noindex・robots.txt・canonical・リダイレクト・サイトマップの順に、意図しない変更が無いかを確かめます。

インデックス数とは:Googleに登録されているページの数

インデックス数とは、自社サイトのページのうち、Google のインデックスに登録されているページの数のことです。インデックスは、Google がクロール(ページの取得)したページの内容を解析して保存しておく大規模なデータベースで、検索結果に出るのはここに登録されたページだけです。

Google 検索セントラルは、インデックス登録について、Google がページのテキストや画像などを解析し、その情報を Google インデックスに保存すること、そして登録の際にそのページが別のページの重複か正規ページかを判断することを説明しています(Google 検索の仕組み、2025年12月18日更新、2026年10月13日確認)。同じ説明の中で、インデックス登録は保証されないとも書かれています。

そのため、インデックス数は「サイトにあるページの数」とも「サイトマップに載せた数」とも一致しないのが普通です。インデックス数を見る目的は、数を増やすことではなく、検索に出したいページが漏れなく登録されているかを確かめることにあります。個々のページが登録されない原因と対処は「インデックスされない原因と確認手順」で説明しています。

正しい調べ方:Search Consoleのページのインデックス登録レポート

インデックス数を正しく調べる方法は、Search Console の「ページのインデックス登録」レポートを開き、グラフの上に表示される「登録済み」の数を読むことです。Search Console ヘルプは、このレポートの登録済みと未登録の合計数を、Google の認識としては完全で正確な値だと説明しています(ページ インデックス登録レポート、2026年10月13日確認)。

  1. Search Console にログインし、対象のプロパティ(サイト全体を見るならドメイン プロパティ)を選びます。
  2. 左のメニューの「インデックス作成」から「ページ」を開きます。
  3. グラフの上の「登録済み」と「未登録」の数を読みます。これがその時点のインデックス数と、Google が認識しているが登録していない URL の数です。
  4. 上部の切り替えで「すべての既知のページ」から「すべての送信済みページ」に変えると、XML サイトマップに載せた URL だけの数になります。
  5. 「インデックスに登録済みのページのデータを表示」を押すと、登録数の推移と、登録された URL の例(最大 1,000 件)を見られます。
  6. 「ページがインデックスに登録されなかった理由」の表で、未登録の URL を理由ごとに確かめます。

Search Console の登録の手順と画面の全体は「Search Consoleの使い方」で説明しています。なお、ヘルプは、このレポートを特定のページの状態の調査には使わず、1 ページずつ確かめるときは URL 検査ツールを使うよう案内しています。数はレポートで、個別のページは URL 検査で、と使い分けます。

ヘルプはまた、ページ数が 500 未満のサイトではこのレポートを使う必要はおそらく無いとして、site: 検索でホームページなどの主要なページが登録されているかを確かめる方法を挙げています。小さなサイトでは「主要なページが出るか」を見るだけで足り、件数を細かく追う必要はないということです。site: の書き方と、公式に載っているほかの検索演算子は「site:検索とは」で説明しています。

site:検索の件数が当てにならない理由

Google で「site:example.com」と検索したときに表示される件数は、インデックス数の正確な値ではありません。Google 検索セントラルは site: 演算子の制限事項として、「クエリで指定したプレフィックスに関連してインデックス登録されているすべての URL を返すわけではありません」と書き、登録済みの URL の数を調べるような使い方では注意するよう求めています(検索演算子「site: 」の使い方、2025年12月18日更新、2026年10月13日確認)。

同じ説明は、site: 演算子が主として検索を行うユーザー向けに設計されたものであること、返される URL のリストは網羅的ではなく、大規模なサイトではすべての URL が結果に出ることは期待できないこと、クエリの無い site: 検索では結果が順位付けされず、最も短い URL が一番上に出る以外はほぼランダムであることも挙げています。登録済みの URL でも、site: 検索の結果に常に出る保証はありません。

site: 検索は、特定の URL が登録済みで検索結果に出るかを手早く確かめるのには使えます。たとえば公開した記事の URL を「site:」の後に入れて検索し、結果に出れば登録されていると分かります。出ない場合は、URL 検査ツールで確かめます。一方で、件数の増減を記録して比べたり、Search Console の数と一致しないことを問題にしたりするのには向きません。

調べ方分かること向いている使い方
ページのインデックス登録レポート登録済み・未登録の数、未登録の理由、推移インデックス数の把握と、増減の原因の調査
URL 検査ツール1 つの URL が登録されているか、Google が選んだ正規 URL公開した記事や直したページの確認
site: 検索Google が認識しているページの例小さなサイトで主要なページが出るかの確認
サイトマップ レポート送信したサイトマップから検出されたページ数サイトマップが読まれているかの確認

インデックス数を調べるツールとして紹介されることの多い他社の SEO ツールも、Google のインデックスを直接読む仕組みではありません。数の根拠が分からない値は、Search Console の値と並べて参考にとどめます。

実際のページ数と比べる:比べる相手は「登録されてほしいページ」

インデックス数が適切かどうかは、「登録されてほしいページの数」と比べて判断します。この数として使いやすいのが、XML サイトマップに載せた URL の数です。サイトマップに載せるのは検索に出したいページだけ、というルールでサイトマップを作っていれば、送信済みページのうち登録済みの割合が、検索に出したいページの登録の進み具合になります。

  1. サイトマップ(例:sitemap_index.xml)に載っている URL の数を数えます。サイトマップ レポートの「検出されたページ数」(サイトマップを解析して得られたページ URL の数)でも確かめられます。
  2. ページのインデックス登録レポートを「すべての送信済みページ」に切り替え、登録済みの数を読みます。
  3. 差がある場合は、同じ画面の理由の表で、送信済みなのに未登録の URL を確かめます。

Search Console ヘルプは、レポートの合計 URL 数がサイトのページ数より大幅に少ない場合、Google がサイトのページを検出していないとして、ページやサイトが新しいこと、既知のページやサイトマップからリンクされておらず Google がページを見つけられないことを理由に挙げています。新しいページについては、クロールとインデックス登録が始まるまでに 1 週間程度かかることがあるとも書かれています。

反対に、レポートの合計 URL 数がサイトマップより大幅に多い場合は、パラメータ付きの URL や一覧のページ番号など、Google が別の経路で見つけた URL が多いことを示します。それらの多くは未登録で問題ありませんが、意図しない URL が増えていないかは確かめます。サイトマップの作り方と送信は「XMLサイトマップとは」で説明しています。

当サイトの数字で見る例:公開ページ数と検索に出たページ

当サイト(seoagent.jp)では、公開ページを自動で巡回して HTML を読み取る点検スクリプト(scripts/audit/seo_check.py)を、記事の追加やテーマの変更のたびに実行しています。2026年10月13日の実行では、次の結果でした。

項目数意味
サイトマップに載っている URL245当サイトが検索に出したいページ
リンクをたどって見つかったページ(サイトマップの分を含む)261巡回で取得できたページ。すべて HTTP 200
そのうち noindex のページ16記事の少ないカテゴリー一覧など。いずれもサイトマップには載せていない

この結果から、当サイトで「登録されてほしいページ」は 245 で、残りの 16 は意図して検索から外しているページだと分かります。サイトマップに載っているのに noindex のページは、点検で 0 件でした。noindex のページをサイトマップに載せると、「登録してほしい」と「登録しないで」を同時に伝えることになるため、この 2 つが重ならないことを毎回確かめています。

一方、Search Console の検索パフォーマンス(2025年6月19日〜2026年10月9日、Site Kit 経由で取得)で表示回数が記録されたページは 20 URL でした。表示回数は検索結果に出た回数なので、登録済みでも検索されなければ数に入りません。そのため、この 20 はインデックス数ではなく、「登録済みで、かつ検索結果に出たことがあるページ」の数です。

当サイトは 2026年10月11日に日本語版の URL を /ja/ からトップの直下へ移し、旧 URL を新しい URL へ 301 リダイレクトしました。こうした変更の直後は、旧 URL が未登録(リダイレクトのため)に移り、新しい URL が順に登録されていくため、インデックス数は一時的に上下します。変化はこの日付を区切りにして見ます。

インデックス数が増減したときの確かめ方

インデックス数が急に減ったときは、まず自分のサイトの変更で、検索に出したいページへのアクセスを妨げていないかを確かめます。Search Console ヘルプは、該当するエラーが増えていないのに登録済みの総数が減っている場合について、robots.txt、noindex、ログインの要求によって既存のページへのアクセスをブロックしている可能性を挙げています。

状況確かめること理由
登録済みが急に減ったテーマやプラグインの更新で noindex が付いていないか、robots.txt でブロックしていないかヘルプが挙げる主な原因。サイト全体に一度に効く
未登録の「代替ページ(適切な canonical タグあり)」が増えたcanonical の指定先が意図どおりか別の URL を正規と伝えると、そのページは登録されない
未登録の「ページにリダイレクトがあります」が増えたURL の変更とリダイレクトの設定URL を変えた後は旧 URL が未登録になるのが正常
未登録の「重複しています」が増えたパラメータ付き URL や似た内容のページが増えていないか重複は登録されない。代表の URL をそろえる
送信済みの数が実際より少ないサイトマップが最新か、プラグインのキャッシュが古くないかサイトマップが古いと、新しいページが伝わらない
登録済みが増え続ける検索結果の一覧ページ、絞り込み、タグのページなどが登録されていないか中身の薄い URL が増えると、大事なページの確認が埋もれる

原因の切り分けは「設定の変更 → 理由の表 → 個別の URL」の順に進めます。当サイトでも、SEO プラグインのサイトマップが古いキャッシュのまま 4 件しか載っていなかったことがあり、キャッシュを作り直して反映のたびに作り直すようにしました。

インデックス数を増やすべきでないページ

インデックス数は、多いほど SEO に有利になる数字ではありません。Search Console ヘルプは「確認しなくてよい点」として 100% のカバレッジを挙げ、インデックスに登録されるのは正規ページのみで、サイトのすべての URL が登録されるわけではないと説明しています。また、robots.txt や noindex でブロックしたページ、重複ページ、フィルタを適用したページのバリエーションなどは、Google が登録しない場合があり、それは問題ないとしています。

ページの種類どうする理由
記事・サービス・会社情報など検索に出したいページ登録されているかを確かめる登録されなければ検索にも AI の回答にも出ない
記事が少ない一覧・タグのページnoindex にしてサイトマップから外す独自の内容が少なく、検索に出す必要が薄い
サイト内検索の結果、並べ替え・絞り込みの URL登録されなくてよい。正規の URL へ canonical をそろえる同じ内容の組み合わせが大量にできる
同じ内容の印刷用ページ、パラメータ付き URLcanonical で代表を伝える重複は登録されないのが正常
お礼ページ・ログイン後のページnoindex、またはログインが必要な状態のままにする検索から来る人の役に立たない

「インデックス数を増やすために中身の薄いページを増やす」ことは避けます。Google のスパムに関するポリシーは、ユーザーをサポートすることではなく検索ランキングの操作を主な目的として大量のページを生成することを、大量生成されたコンテンツの不正使用としています(Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー、2026年9月2日更新、2026年10月13日確認)。似た内容のページを整理する方法は「重複コンテンツとは」で説明しています。

AIによる概要とインデックス数の関係

AI による概要や AI モードでリンクとして紹介されるには、まずページがインデックスに登録されている必要があります。Google 検索セントラルは、AI による概要や AI モードでサポートリンクとしてページが表示されるには、ページがインデックスに登録されており、Google 検索でスニペットが表示され、検索の技術的要件を満たしている必要があり、これ以外に追加の技術要件はないと説明しています(AI 機能とウェブサイト、2025年12月31日更新、2026年10月13日確認)。

つまり、AI の回答で引用されたいページについても、最初に確かめるのは通常の検索と同じ「登録済みか」です。AI の回答向けに別のインデックス数があるわけではなく、Search Console の登録済みの数がそのまま前提になります。また、同じ説明は、要件を満たしていても Google がクロール・インデックス登録・配信を行うとは限らないとしています。AI による概要の仕組みは「AI Overviews(AIによる概要)とは」で説明しています。

よくある質問

site:検索の件数はインデックス数ですか?

いいえ。Google は、site: 演算子はインデックスに登録されているすべての URL を返すわけではなく、返される URL のリストは網羅的ではないと説明しています。件数はおおよその目安で、正確な数は Search Console のページのインデックス登録レポートの「登録済み」で確かめます。

インデックス数が減ったのは問題ですか?

減った理由によります。URL の変更による旧 URL のリダイレクトや、意図して noindex にしたページの分なら問題ありません。エラーが増えていないのに登録済みだけが減った場合は、robots.txt・noindex・ログインの要求で既存のページを妨げていないかを確かめます。

インデックス数は多いほどSEOに有利ですか?

いいえ。Google はすべての URL の登録を目標にする必要はないとしています。大事なのは検索に出したいページが登録されていることです。中身の薄いページを増やして数を増やすことは、スパムに関するポリシーに触れるおそれがあります。

新しいページはどのくらいでインデックス数に反映されますか?

決まった日数はありません。Search Console ヘルプは、新しいページやサイトのクロールとインデックス登録が始まるまでに 1 週間程度かかることがあるとしています。レポートの数は Google が処理した時点の情報なので、個別のページは URL 検査で今の状態を確かめます。

SEOAGENTでできること

SEOAGENT では、公開後の数字を記事ごとに確認できます。

  • SEO分析(Search Console・GA4の連携):Search Console の表示回数・クリック・CTR・平均順位と検索語の推移を、サイト全体と記事ごとに確認し、改善の項目へ進めます。各データの取得時刻と、接続していないデータを画面に表示します。

できないこと:Search Console のページのインデックス登録レポートや URL 検査の結果を取得して表示する機能、インデックス登録をリクエストする機能はありません。インデックス数は Search Console で確かめてください。取得できない状態を「0件」や「問題なし」とは扱いません。インデックス数と関わる分析・効果測定の記事は「分析・効果測定の記事一覧」にまとめています。

参考情報

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